特殊油脂分解・水性電解水使用
 古くから汚点を処理する方法として、各家庭で行われたものです。一昔前までは木綿、麻、ウール等が主で、水洗しても繊維や染色に事故が出にくい素材が多く、この水洗が一般的に利用され、名称も現在に至っております。
 一般に「洗い張り」は清水にて、石鹸類を使用して行うものをそう呼びます。また「生洗い」は、水では事故の出る繊維や染色物を石油系溶剤で洗うことを言います。今日では繊維や染色物はもちろん、浸や汚点と呼ばれるものにも化学的なものがあります。たとえば、「泥ハネ」と呼ばれている浸でも、以前は土汚れが一般的でしたが、現在では舗装化された道路が多くなりタールやピッチそして車のタイヤゴムの油性物質や、排気ガスの油性物質、その他種々の化学物質が付着している「泥ハネ」が増え、その処理にも複雑なものが多くなりました。

 汚点の鑑別には、油性の汚点・水性の汚点・化学的な処理の必要な汚点の3つに大別できます。
そこで、Kimono/craftツチモトは「洗い張り加工」でお預かりした商品を、浸別に分類して、それらに添った処理を行っています。多くは、一般水洗だけではなく、油性物質を処理する絹精洗を行ってから、水溶性汚点処理目的の水洗、石鹸洗いを行います。そのため、一般的な処理よりも、手間と日数をかけて、最良の処置を行っています。


 きものを「洗い張り」にだされる、「動機」、「目的」には、つぎのことがあります。

汚れ 「シミ」、「ヨゴレ」などで、「汚染」がひどくなったため、「汚染を除去」するために、洗いに出す場合です。
体型の変化 「体型が合わなくなった」ために、「仕立て直しをするついで」に、洗いに出しておこうとされる場合です。
定期的な洗い 「何となく、長い間置いたまま」なので、「きものの保存のため」に、一度、洗いに出しておこうとされる場合です。
色彩の再生化 「何となく、色が鮮えないので」京染店にすすめられるとおり、「色彩が真新しくなるなら」、一度、洗いに出しておこうとされる場合です。







※とにかく、「きれいにして欲しいわ」とお考えの着物がございましたら、
  Kimono/Craft ツチモト(E-mail)で、診断させていただきます。
  お気軽にご連絡ください。








京の職人さん][きもの総合病院][ひといろさん][ガード加工][きもの展示館][きもの用語Q&A][TOP
Copyright(c) Kimono/Craft TSUCHIMOTO 2001-2017 All Rights Reserved