ツチモト


描き紋・抜き紋・入れ紋
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描き紋
 白く抜かれた紋部に筆を用いて墨を使い、一線一線描いて仕上げて行きます。印刷型を使用してのプロセス印刷紋もありますが、線が一辺倒で機械的に量産できることのみを目的に作られたために伝統産業品としてははっきり言って「味気ない」ものです。やはり着物通のお客様や、問屋さん、小売店のプロの方々は、「手描き紋で」とおっしゃる事が最近では特に多くなっています。

抜き紋
 最初から紋部が白く抜けていない無地染めや訪問着などに対して、抜染剤や抽出剤などを使い、ご指定の家紋の形をした型紙を利用して漂白を行い、その上に前述の手描き紋を入れます。近年は、日光ヤケや照射ヤケのないように、染料にクロムを含む通称、含金染料(金属錯塩酸性染料)を使った無地染や絵付け品が多く生産されるようになりました。この場合特殊方法にてセキ出し・抽出・漂白・抜染仕上げと大変手間ひまのかかる高度な技術(堅牢染色品の紋抜き・写真参照)が求められます。技術はもちろんのこと化学薬品や助剤の知識も必要となります。


含金染料は堅牢度が高いため、紋抜き作業にとっては大変難しい事となっています。
が・・・Kimono/craft ツチモトでは、使用された染料分子を一つ一つ分解する「ニュー抜染抽出法」により完全に白抜きすることができます。


ゴム糊を使って
セキダシという
防染をします。

金属封鎖剤を使用。金属物の切断を行なう。

熱水作業を繰り返し抽出剤で抽出を行なう。

還元剤によって抜染を行う。









酸化漂白剤を使用し漂白処理を行う。

三品改良を使用して抜染を行う。

セキダシ用ゴム糊をキハツ油にて洗浄する。

白抜き仕上り



紋章上絵描き
仕上り品
(紋名:木瓜)

入れ紋
 防染糊によってあらかじめ真円形に白く残したところを、いま一度漂白剤を使ってより一層白くする作業(紋洗い)を行います。その内に、ご注文に応じた家紋を描き入れます。その後、縁際を染料で整え仕上げます。主には無地染商品や黒紋付・黒留袖そして色留袖などがあります。呉服屋さんなどで展示されているこれらのきものに白くて丸い部分があるのをご確認下さい。それが石持(こくもち)防染の跡です。この石持に、先にご説明した描き紋をすることを入れ紋と言います。

家紋はご自宅に例えると「表札」と同じ意味ですから、美しく風格を表すべきですね。

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