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染替え・染色加工全般

染替え

色が好みでなくなった場合や、シミ・焼けで変色して着られなくなってしまったお着物を

ほどいて色を脱色し、別の色や柄に染め替える方法。

 (例)

・色無地を脱色し別色へ染替える

・色無地から小紋染、異なった用途のきものに変更する

・焼けて変色した着物を脱色後、小紋へ染替える

色かけ

元の色を残し、上から色を重ねて染める方法。

色焼けやシミを隠したり、薄色で染めれば模様を活かしたまま、全体の色を落ち着かせることができます。

(例)

・真っ赤な花が目立ちすぎるので、部分的に色を替える

・シミが完全に落ちない場合に、柄を描き足して目立たなくさせる

・柄はそのままに、全体染めや、吹雪染めで色を落ち着かせる

・色焼けした着物を元通りに色をかけて直す

誂え染め

​新しい白生地に、無地染めや模様染等を行うこと。

・オリジナルのきものを作りたい → お誂え

​主な染色加工

■ 浸染無地染法(しんぜんむじぞめほう)

白生地を浸して染める

■引染加工法(ひきぞめかこうほう)

白生地を伸子針で張り、刷毛を使って染めつける

■友禅染色技法(ゆうぜんせんしょくぎほう)

 しごき友禅染色技法、または板場友禅染色技法

白生地を6mの板に張り付け、染料をでんぷん糊に混ぜてヘラを使って染め付ける

​染替え 例1

​絽の白い名古屋帯 黄変やシミあり、黒に近い濃い茶へ染替え、秋の夜月を表現して欲しいという依頼品

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